8/17/2014

ラオスのルアンパバーンに行ってきた。

どうやってルアンパバーンを知ったのかは
もうわすれちゃったけど、
古都好きだからそれでだとおもう。

wikitravelにこういう写真がのってて、
ここのナイトマーケットは、
BGMもなくて静かだという記述があって
行ってみたいなあとおもっていたのだ。



















下記、もろもろ書いてありますが、
googlemapも作っておきました

■交通

タイに住む友人と行くことにしたので、
バンコクで待ち合わせた。
チケットは、友人がタイで取ってくれた。
バンコク・エアウェイズにて。
この航空会社は乗客全員がラウンジを使うことができて
ちょっと料金が高いけど、おすすめなんだそう。
サムイ島の空港ごと持ってて潤っているそうだ。
日本からルアンパバーンに直行は無いそうで、
バンコク経由やハノイ経由があるらしい。
経由するなら、
その経由地にも降りてぶらぶらするのもいいねー。

■ホテル

日本に住むルアンパバーン出身の人を紹介してもらって、
おすすめのホテルを聞いた。
彼女がすすめてくれたのはまずは下記のふたつ。

Victoria Xiengthong Palace
Mekhong River View

さらに、
3 Naga hotel
Villa Maly
Mouang Thong Hotel
Grand Luang Prabang
Santi Resort
も。
いろいろ考えて、最終的に「Mekhong River View」。

















旧市街の二つの川の合流地点にあるホテル。
オーナーがスゥエーデンの人で、
ホテルに到着すると、
ホテルの説明と、
ルアンパバーンの地図をだしてきてくれて
おすすめのレストラン、観光地なんかを丁寧に教えてくれる。

ちなみに、ルアンパバーンの地図というのはこれ
町中に出回っていてとても便利なので、入手するといいと思う。

ホテルの部屋は、写真でみるよりも広く明るい。
1Fは道路に面しているので
泊まるならあらかじめリクエストをだしておいて2Fにすると、
テラスから川が眺められる。

朝食は歩いて1分のところにあるホテル経営のRever View Cafeで。
アジアの国だと、朝食を外に食べに行きたくなるけど、
このホテルのカフェは
とてもおいしいクロワッサンがでてくるし、
その他もとてもおいしいし、
眺めが最高によいので、朝食込みのほうがよいかと。




■両替

3泊4日で、観光ちゃんとして、
昼夜をちゃんとレストランやカフェでたべて、
ナイトマーケットでもそこそこ買い物をすると、3万円。

空港で1万円を、残りは町中でその都度、がいいと思います。
一万円札は両替してくれるのはわかったけど、
五千円と千円がどうなのかは試してないからわからない。
結構、1万円以外はダメというところは多い。
ちなみに、旧市街では両替屋はもちろんあるけど、
ホテルのオーナーは夜8時までやってるし安心だということで、
両替は銀行をおすすめしていたので、素直にそれに従う。
どこでもそうかもしれないけど、
観光業には「マージン」という厄介なものがあって、
真実のお勧めなのか、
お金がらみなのかを見抜かないといけないという場合が多々ある。
結果が良ければお金がらみでもいいんだけど、もちろん、
でも、まあ真実に近い情報を得たいと思うので、
頭の片隅に「誰が得するのかメーター」を置いておく。
とりあえず、この場合、
銀行をおすすめしたところでオーナーに得は無いわけで、
真実を話していると判断するわけだ。

旧市街に2つある銀行のうち、
博物館に近い「Bank of Commerce」のほうが
日本円を両替してくれる銀行です。
「Banque Franco Lao」は日本円の両替は断られた。


■観光

歩ける範囲でたくさん観るものがあるけど、
あんまり暑いと疲れるので、
自転車を借りるのもおすすめ。
ホテルで無料で貸してくれた。

【旧市街】

メコン川沿いのそんなに大きくないエリアが旧市街。
通り沿いには、コロニアル風の建物が立ち並んで
風情ある佇まい。さすが世界遺産。
20年くらい前に世界遺産になっているので、
きっとその頃からはちょっと近代化されてたりするのかもしれないけど、
よく頑張って町並みを保存していると思う。



旧市街からちょっと外れると、
そこはもう東南アジアの田舎街で、
たとえば、バリのウブドや、タイのアユタヤの外れなんかと
風景が一緒になってしまう。
ルアンパバーンらしさを味わって記憶にのこすならば、
旧市街のホテルを探すと良いのではないかなあ。




【ナイトマーケット】
客引きがうるさくなくて、料金交渉が控えめでよい。
ホテルのオーナーが「まず半額にね」と言ってたけど、
売り子はシナリオに忠実であった。
試してみたけど半額以下にはならない。
半額で折り合いがつくものもある。

お店が使っているライトなどは統一されたもの。
雨期だったのでテントがはってあったけど、
乾季だとテントがないのかな。
かつての写真だと白熱灯だけど、
現在はLEDになってて多少光が青くて興ざめではある。
ところで、どの店でも扱っている品物は、
仕入先が一緒の気配。
同じ商品が繰り返し繰り返しでてくる。
後ろに何か商人の気配があって、
ナイトマーケット全体はその商人が牛耳ってないだろうか。
(もちろん、その中にだって欲しいものはあった!)
たまに、それ以外の商品を売ってる露店もあるんだけど、
メインストリートからはちょっと外れてる場所にある感じ。
つまりは、掘り出し物があるとすれば、その露店。




【博物館:Royal Palace Museum】

王宮が博物館になっている。さすがの工芸品が展示されている。
その他、各国からの贈り物が展示されている部屋が面白かった。
博物館の裏にはガレージがあり、王様がのってた車の展示も。
田舎町の博物館のレベルなので大いなる期待はしないように。



併設のお寺はさすがのクオリティー。
博物館ふくめて、正味1時間ほどで観ることができる。




【お寺と托鉢】

街中にお寺があります。
有名なお寺は、入場に20000kip。
それなりにボディーブローのようにおさいふに効いてきます。

上座部仏教では、お坊さんは自分で料理ができないので、
朝に托鉢に出かける。
寺がとても多いので、お坊さんが通りに行列をする。



メインストリートは観光化されているので、
そこから一本川側にはいったあたりが、
ローカル色満点でおすすめ、
とホテルのオーナーが教えてくれた。
メインストリートがどうなっているかは
見なかったのでわからないけど、
たしかに裏通りは落ち着いていたし、
おばあちゃんとかが
ご飯をいれたカゴをもってお坊さんを待ってる姿も見られる。
5時30分くらいにスタンバイするといい。


【丘:Phou Si】

博物館の向かいにある小高い丘。
階段を300段ほど登ったところにお寺がある。
ルアンパバーンには高い建物は皆無なので、すばらしい眺め。
最も暑い午後の2時ぐらいに登ったけど、
鬱蒼とした森のなかを登っていくのでそんなに暑さは感じない。



300段の階段もそんなに大変ではないので、ぜひ。
博物館がわから登っていき、
売店の裏側の道をちょっといくと川側に降りられる階段があるので
そちらがわから降りてみるのもよいかも。



【二輪車専用の橋】

車は通れない、二輪車専用の橋。外側には歩行者用のものも。
渡ったその先はもうラオスの田舎町。
なにがあるわけでもなさそうだけど、ぐるっと走ってくるのもいいかも。



【メコン川クルーズ】

ホテルのフロントに頼んでみた。
チャーターで250000kip。
かなりのんびりしたスピードでメコン川を遡上し、
リクエストすれば、紙すきや織物の村でおろしてくれる。
私達も降りたけど、観るべきものはなかった。
夕日がみたい場合はフロントの方と相談してみて。



どうやら彼らは夕日というと、
まだ高度が高いギラギラの夕日のことのようで、
沈んでいって、あたりが暗くなるまで、ではないようでした。
沈んで夕焼け、は川から上がってみましたよ。


【滝壺遊泳】

これもホテルのフロントで手配してもらいました。
おいくらだったかな‥‥。わすれてしまった。
チャーターでいきました。
旧市街から40分〜50分。
午後になるとツアーで激混みになるので、
午前中にいくと良いということでした。
確かに、帰り途にどんどん車が向かっていくのを目撃。
滝に到達する前には、熊の保護施設がある。
熊はそれなりにかわいいし、
土産物屋の壁にある熊のオブジェはかわいい。
しかし、メインは滝。
滝壺は泳げるので、水着をもっていくと面白い。



だけど、滝からの水流は激しいし、
途中足がつかない部分もあるので、
きちんと泳げる場合のみ滝壺にイン!
滝のそばまで泳ぐべし。案外危ないし怖い。
でも、泳げるんだったら、絶対に入るのがおすすめ。
あと、泳がなくても足をつけたりする場合は、
ばっちり滑るので気をつけてねー!
ちなみに、水はたいへん冷たいです。
トイレ、着替える場所はあります。
あと、人が集まるところには土産物と
食べ物やがあります。
お昼を滝の門前で済ますことも可能。

帰り道は、ルアンパバーンが一望できる眺めのよいところと、
水田が見られるところで車を停めるのがパターンのようだった。
ところで、毎度アジアで水田が広がるところを
撮影ポイントとして紹介してくれるけど、
日本人は、水田はね‥‥見慣れているんだな‥‥。
と突っ込みたくなるが、好意を無駄にしないように、
しっかりと写真を撮る。


■おいしいごはん


もちろん、夜になるとオープンする屋台なんかもあるけど、
今回はそこまで手が回らなかった。
ラオス人の知人によるれば、
汁麺もとてもおすすめらしいので惜しいことをした。



【Indigo Cafe】

郵便局の手前の交差点のあたりにあるカフェ。
なぜかここだけ4階だてのビル。
もしかしてギリギリ旧市街ではないのかも。
町中をあるいていてぶらりとはいったカフェ。
私はパニーニを、友人はハンバーガーを。
これが、びっくりするくらいおいしくて、
椅子からずり落ちた。
とにかくパンがおいしい。



もちろん付け合せの野菜も水っぽくなくてたいへん、
よろしい!


【Blue Lagoon】

博物館のそばにあるレストラン。
ホテルのオーナーがいちばん好きなレストラン。
ちなみに彼に遭遇した。

なぜか、従業員が必要以上に多い。
ありんこのようにたかって世話をしてくれる。
欧米人が多いレストランなので、
スターターはどれで、メインはどれ?
ということをちゃんと聞いてくれるのと、
シェアして食べることがないらしく、
その旨伝えないとお皿が出てこない。

西欧料理ももちろんあるけど、
オーダーしたのはラオス料理。
とてもマイルドな味付けになっているので、
おそるおそるという時はここのレストランが
いいのかもと思ったりした。




【The Apsara】

洗練されたラオス料理がたべられるレストラン。
だいぶ外国人むけにマイルドになっているけど、
おいしい。
アヒル(ラオス名物!)の焼いたものや、
黄色いカレーなど絶品でした。
とにかく、野菜がおいしいので、
一品はサラダにすると楽しいんじゃないかな?
ドレッシングもお店によって様々でおいしい。

【Le cafe Ban Vat Sene】

西欧料理もおいしいらしいけど、
ラオスの少数民族の料理も食べられる。
ナムプラーや砂糖などの調味料を
殆ど使わないという独特の料理。
たいへんやさしい味でおいしい。
特に、納豆というか豆鼓がはいったチャーハンが絶品。



【Le Benneton】

クロワッサンが猛烈においしい店。
その他のパンもおいしいので、
サンドイッチがひっくり返るほどおいしい。
サンドイッチにはサラダが嬉しい量でついてきます。
サラダ単体はそれでおなかがいっぱいになるくらいすごい。
マンゴーとハムのサラダをオーダーしたらほんとにおいしかった。
おいしいを連発しているけど、おいしいんだから仕方がない。

あと、店の主人(推測)が、ヤクザの若頭みたいなルックス。
ルアンパバーンいちのイケメン。



【Tamarindo】

ラオス料理のレストラン。月曜日が定休じゃないかな?
連夜大人気。夜は予約しないで19時ごろ行ったら満席。
1時間ばかり待ったので、予約がおすすめ。
(翌日のランチにも行ったけど、そんなには混んでなかった。)

レストランだけではなく、料理教室もやっているようで、
ラオス料理のことを外国人に
深く理解してもらおうという姿勢がうかがえるレストラン。
もちろん、おいしい。
きちんとラオス料理なので、
発酵臭やディルやパクチーが苦手な場合は
おいしいと感じられないかもしれないので、
避けたほうが無難かも。



おすすめは、ラオス料理のエッセンスが
すこしづつ味わえるプレートや
ラオス料理のスナックの盛り合わせ。
2人なら、プレートとスナックの盛り合わせを頼んで、
シェアするのがおすすめ。
その他にも、生ハーブのサラダなどおいしいものがたくさん。

7/28/2014

夏の海というもの。

とても久しぶりに海の家がでている季節に日本の海にでかけた。
逗子の一色海岸へ。わたくしは飼いならされた人類であるので、
塩水に皮膚が大変弱くて、
海水が長く肌についているとカイカイになるので
海で泳ぐ場合はすぐそばにシャワーとプールがあることと、
水にぬれたままの服は水着でも好みではないので、
ホテルででかいタオルが借りれるのがベストである。
まあ‥‥つまりは‥‥その‥‥
リゾートホテルに泊まって海に行く以外で海に行くということは
それすなわち、ビールをのんでぼんやり昼寝をする、
というようなことをしにいくのである。もちろん、今回も。



大通りから海へむかう路地はどこの国でも似たようなもので、
海辺の大きな家の塀がずっとつづいていて、
カーブをまがって、路地のむこうに海がみえたとたんに、
なんとなくくもっている自分の心に水がしみわたるような気分になる。
どこの国でもいいものだなあ。


で、パラソルの下に陣取ってビール片手に本なんか読みながら、
友人が海を出たり入ったりしているかたわらでビーチの人間模様を楽しむ。
酔っ払って足元がおぼつかなくなっている女子に男子が群がるの図、
ゲイカップルが手をつなぎつつ日焼けをするの図、
ちいさいビニールシートと一つのパラソルの下に
痩せててかわいい女の子たちが、何かをずっと見ている図、
大きな浮き輪から空気をぬくのに、
それを体ではさみっこして、
延々いちゃつく恋人同士の図、
などなかなかに「欲望」という二文字がちらつく模様である。
夏と海と肌の露出は人をやたらと開放的にするものだなあ。



なんか、肩こりも飛んだし(それは海だから?)、
また夏がおわらない前にビールでものみにいこうかなあ。
あ、そうそう、ビールはビーチだと抜群においしいね。